ボンヌール長崎管理組合第36回通常総会議事録
日時 令和7年11月23日(日・祝)
午前9:30~午前11:15
場所 ボンヌール長崎集会室
組合員総数 148名 議決権総数 148個
出席組合員数 134名 出席者議決権総数 134個
午前9時30分、通常総会の開催時間となり、司会を担当した副組合が出席予定者全員の出席を確認し、通常総会が開始された。
組合長から挨拶があり、これまでの1年間の主な取り組みについて下記の内容を報告し、組合員の協力にお礼を述べた。
①昨年9月から取り組んだ害虫発生の絶滅に向けた取り組みについては、7ヵ月かかってようやく、今年3月に収束した。
②建物に関した工事関係では
・共用部照明のLED化されていない照明を調査し、7月にLED化工事を実施し、
共用部の照明は全てLED化された。
・8月にマンションネットワークの分岐点の機器の更新工事を実施した。
・9月にマンション防犯カメラシステムの更新工事を実施した。
を報告した。
また、第2回目のマンション大規模修繕工事を本日の総会で承認を得て、次年度実
施する予定である。
当マンションは築35年となった。平成17年に第1回目の大規模改修工事を実施してから20年振りに実施する予定である。
と報告した。
その後、司会から、出席組合員数は134名で組合員総数の半数以上が出席されており、管理規約第45条第1項により総会として成立していることを報告し、ボンヌール長崎管理組合第36回通常総会の開会を宣言した。
議長に、組合長が管理規約第40条第5項により選出され、議事に入る前に議事録署名人を規約第48条2項により役員から2人を指名し議案の審議に入った。
第1号議案 令和6年度管理組合事業報告
議案書に基づき、令和6年度に掲げた目標と12項目にわたる事業報告を組合長、副組合長、会計担当役員、駐車場担当役員が行った。
会計担当役員の会計報告に先立ち、副組合長より別紙で用意された会計報告の補足説明を行った。
補足説明は、令和6年度より新しい会計管理システムに変更した。
これにより管理費会計と修繕積立金会計を明確に分割し、収納口座も分けた。
令和6年度から、駐車場・駐輪場収入は修繕積立金会計から管理費会計に変更となった。
定期預金や有価証券(すまい・る債)及びその利息は修繕積立金会計となった。
このため令和5年度の駐車場・駐輪場収入として125万円を修繕積立金会計の繰越金から令和6年度管理費会計の前期繰越金として繰り入れていることから、繰越金に125万円の差が出ている。
また令和6年度に管理費会計から定期預金をして修繕積立金となったことなどか
ら管理費会計から修繕積立金会計へ繰り出しを行った。
以上のことについて説明した。
議案で提案している下記内容は承認された。
(1)実施済の「ネットワーク分岐点の機器更新工事」の工事費については、予算化していなかったが、令和6年度「特別修繕工事費」として修繕積立金を取り崩して支出することが承認された。(2(4)3項及び9(4)項)
(2)大規模修繕工事に向けて、修繕工事委員会の結成と組合員からの修繕工事委員6名の選出については承認された。(4(1)項①)
(3)大規模修繕工事の建設会社への依頼は、提出された見積り額の結果、最も安価であった建設会社にすることについて承認された。(4(1)項③)
役員からの事業報告後、議長が質問を求め、出席者より以下の質疑があった。
(1)大規模修繕工事の見積りを依頼した建設会社の選考基準について質問が出さ
れた。(4(1)項)
組合長から、市が公表している長崎市内の建設会社一覧の中から、完成工事高やマンション改修実績数などを考慮して選考したと回答があった。
(2)マンション総合保険の地震保険加入の可否について、昨年実施したアンケート
では、提出率が低く総意を把握しきれていないため、次の契約前にあらためて実施してほしい、その際、未提出は賛成とみなしてほしいと意見が出された。
(7項)
副組合長から契約切替え前にあらためて検討するとの回答があった。
(3)害虫の大量発生について、今後同様のケースが発生した場合、管理組合では対応しないとのことだが、個々人でどう対応すればよいかとの質問があった。(12(4)項)
副組合長より、管理組合は専有部分の問題については規約を守り、対応は行わないが、今後も相談は受ける。害虫が出た時は初期段階で、個々人が殺虫剤等を購入するなどし、駆除をお願いしたい。
相談内容で、悪臭やゴミ出し等は行政に相談する方法もあると思う、との回答があった。
また、今後は問題が発生している当事者とは直接話をしてほしい、管理組合への相談は早めにお願いしたいとの回答があった。
今後は年度繰越金の管理費会計から修繕積立金会計への繰出しが生じないよう、
マンションすまい・る債の満期入金と利息の入金及び定期預金の利息の入金は修繕
積立金の普通預金口座に振り込まれるよう、それぞれ、手続きをするとの副組合長の報告があった。
本議案について、その他の意見・質問は出されず、挙手による賛否を問うたところ、賛成133名、反対1名 と過半数の賛成により、本議案は承認された。
第2号議案 令和6年度管理組合収支決算報告及び会計監査報告
会計担当役員より、会計報告の詳細内容については第1号議案で報告したと おりとの説明があった。
その後、令和6年度管理組合収支決算の会計監査結果報告を監事が行った。
本議案について、その他の意見・質問は出されず、本議案について議長が挙手による賛否を問うたところ、賛成134名、反対0名で過半数の賛成により、本議案は承認された。
第3号議案 令和7年度管理組合事業計画(案)
令和7年度特別修繕工事支出(案)
議案に基づき組合長より提案があった。
大規模修繕工事として、予備費を含めて総額を特別修繕工事費として修繕積立金を取り崩して支出する案が説明された。
出席組合員から、特別修繕工事支出について大規模修繕工事費の支払いは、一括、
分割いずれか質問があった。
組合長より、修繕工事開始時3割、中間3割、修繕工事完了時4割の分割払いを予定していると回答があった。
本議案について、その他の意見・質問は出されず、本議案について議長が挙手による賛否を問うたところ、賛成134名、反対0名で過半数の賛成により、本議案は承認された。
第4号議案 令和7年度管理組合収支予算(案)
議長の指名により管理会社から予算(案)の説明が行われた。
出席組合員から下記の質問があった。
①管理費の部の収入の部「外部管理費」とは何か。
②「駐車場新規契約料」とは何か。
③防犯カメラのリース費用はどの項目に含まれるのか。
管理会社が下記の回答を行った。
①「外部管理費」とは、外部に居住している区分所有者から管理組合業務協力費としてマンション管理費を月額1,000円加算している。
②「駐車場新規契約料」は令和5年度までは駐車場使用料収入に含まれていた。
令和6年度から新しい会計管理システムとなり、新しく勘定科目となった。
駐車場が4区画空いており、新規に契約があった場合の新規契約手数料の収入を予算として計上している。
③「防犯カメラのリース料」は管理費の部の支出の部「エレベータ管理費」(エレベーター及び防犯カメラの維持管理を同じ会社に委託)に含まれていると回答があった。
金額の内訳は総会議事録に記載することで了承された。
「エレベータ管理費」の支出予算額は(令和6年度支出実績)としたが、令
和7年度支出見込みでは
①昇降機保守
②防犯カメラリース 新規リース契約頭金
年間リース料
③業務用空調機3台フロン漏洩検査費
となる。
本議案について、その他の意見・質問は出されず、本議案について議長が挙手による賛否を問うたところ、賛成134名、反対0名で過半数の賛成により、本議案は承認された。
第5号議案 令和7年度役員選任について
組合長より、令和7年度は任期2年目の年度であり、令和6年度役員全員が留任する意思表明があっているとの説明があった。
しかし、役員の立候補は受け付けるので、出席組合員に立候補の有無を問うたところ、立候補の意思表示をする組合員はいなかった。
そのため議案書のとおり、以下の役員候補、監事候補が承認された。
役員 6名
役員の役職は本総会後に開催する第1回役員会の互選により選任する。
監事 2名
本議案について、その他の意見・質問は出されず、本議案について議長が挙手に
よる賛否を問うたところ、賛成134名、反対0名で過半数の賛成があり、本議案は承認された。
第6号議案 管理委託契約の更新について
本議案に関して、議長の指名により管理会社から説明があった。
令和7年度も令和6年度と同内容・同額での管理委託契約更新の説明があった。
本議案について、その他の意見・質問は出されず、本議案について議長が挙手による賛否を問うたところ、賛成134名、反対0名で過半数の賛成により、本議案は承認された。
議長がその他事項について出席組合員に意見・質問を求めたところ、意見・質問は出されず、以上をもって本総会の全ての議案の審議を終了した。
議長は解任され、副組合長が総会の終了を宣言し、ボンヌール長崎管理組合第36回通常総会は閉会した。
議長は、ボンヌール長崎管理組合第36回通常総会の議事経過並びに結果が正確であることを証するため、ボンヌール長崎管理規約第48条の規定により、本議事録を作成し議長及び議長の指名する2名の総会に出席した役員たる議事録署名人は、これに記名、押印する。
令和7年11月23日
議 長 ㊞
議事録署名人 ㊞
議事録署名人 ㊞