ボンヌール長崎管理組合第29回通常総会議事録
日 時 平成30年11月25日(日)
午前9:40~午前11:40
場 所 ボンヌール長崎集会室
組合員総数 148名 議決権総数 148個
出席組合員数 117名 議決権総数 117個
うち、実出席者数30名
書面(議決権行使書)による議決53名
代理人(委任状)による議決34名
開会に先立ち司会の役員から、11月18日に逝去された組合長のご冥福を祈り黙祷を捧げたいとの提案があり、出席者全員で黙祷を捧げた。
黙祷の後、組合長を代行する副組合長から開会の挨拶があり、その後、出席組合員数が117で組合員総数の半数以上が出席されており、管理規約第45条第1項により総会として成立していることが報告され、ボンヌール長崎管理組合第29回通常総会の開会が宣言された。
管理規約第37条及び第40条第5項により組合長代行の副組合長が議長に選出され、議長が2名の役員を議事録署名人に指名し議案の審議に入った。
第1号議案 平成29年度管理組合事業報告
第1号議案について予め配付された議案書に基づき13項目にわたる事業報告が副組合長、会計役員、工事担当役員から行われた。
役員からの報告後、議長が質問を求めたところ、出席組合員から、
・管理費等の未納状況について他のマンションと比較した場合、多い方か少ない方か。
との質問が出され、副組合長、管理会社から、
・未納率は低い方。
過去の決算資料を見てもらえば以前より減少していることがわかる。
との回答があった。
・「民泊禁止」条項追加について、組合員にどう知らせるか。
との質問が出され、副組合長から、
・管理規約の変更、追加条項を改訂した管理規約を製作し、組合員全員に配付する予定。
との回答があった。
・管理規約を無視して「民泊」、「シェアハウス」として提供した組合員にはどう対応することになるか。
との質問が出され、管理会社から、
・管理規約の改正で管理組合として「禁止」の法的措置の根拠を得ることになる。管理組合からの是正要求に応じない場合は必要に応じて改正された管理規約を基に民事訴訟に訴えることになる。
との回答が管理会社からあった。
この後、副組合長から、本議案では平成29年度管理費会計の補修費で計上されたもののうち、3件の補修工事費を平成30年度会計で修繕積立金会計の支出に振り替えることも提案されていることが再度説明された。
他に意見・質問は出されず、本議案について議長が挙手による賛否を問うたところ、賛成117名(出席者30名、議決権行使書による賛成53名、委任状34名)、 反対0名で過半数の賛成があり、本議案は承認された。
第2号議案 平成29年度管理組合収支決算報告及び会計監査報告
本議案について、副組合長から、決算の内容については第1号議案で詳しく報告しており、議案書の中の決算資料に目を通してほしい、また、昨年の通常総会で要望があった残高証明書の写しを今回から議案書に添付しているとの発言があった。
続いて、2名の監事からの、平成29年度の会計監査の結果について報告があった。
監事からの監査報告後、議長が質問を求めたが、出席組合員から意見・質問は出されず、本議案について議長が挙手による賛否を問うたところ、賛成117名(出席者30名、議決権行使書による賛成53名、委任状34名)、 反対0名で過半数の賛成があり、本議案は承認された。
第3号議案 平成30年度管理組合事業計画(案)
本議案に関して議案書に基づいて2項目の事業計画(案)が副組合長から説明された。
議長が意見・質問を求めたところ、出席組合員から、
・管理組合からの個人情報漏えいで訴えられる場合、法人化されていない管理組合は誰が訴えられることになるか。
との質問が出され、管理会社から、
・管理組合が責任を負うことになるが、管理規約で「管理者」と規定されている組合長が代表として訴えられることになる。
との回答があった。
他に、意見・質問は出されず本議案の採決に移った。
本議案について議長が挙手による賛否を問うたところ、賛成117名(出席者30名、議決権行使書による賛成53名、委任状34名)、 反対0名で過半数の賛成があり、本議案は承認された。
第4号議案 ボンヌール長崎管理規約の改正(案)について
本議案に関して議案書に基づいて2項目の管理規約改正(案)が副組合長から説明された。
議長が意見・質問を求めたところ、出席組合員から、
・シェアハウスの定義がわからない。「他人同士」ということで制約することになると制約されるケースが多くなるのではないか。個人情報について規制すれば居住者同士で個人情報を教えてもらえなくなり、居住者間でなにかトラブルが発生した場合はどうなるか。
との質問が出され、副組合長、工事担当役員、管理会社から、
・居住者間でトラブルが発生した場合、相手方の了解を得て連絡先など教えることになる。
・提案した条文は長崎県からも指導があっているもので法的な問題はないと考えている。
・シェアハウスは入居の届け出があった段階である程度歯止めができるものと考えている。
・改正案はシェアハウスを規制するものであるが、問題がなければ規制する必要はない。
・具体的な事例を一つ一つ決めて条文化しておくことはできない。
・具体的な事例を挙げてしまえば逆に規制の抜け道を示すことになるため、わざとぼかした表現にしているとも言える。
との回答があった。
議長が採決に移ることを提案し、それに対して反対意見は出されず、本議案の採決に移った。
本議案について議長が挙手による賛否を問うたところ、賛成117名(出席者30名、議決権行使書による賛成53名、委任状34名)、 反対0名で組合員総数ならびに議決権総数の4分の3以上の賛成があり、本議案は特別決議として承認された。
第5号議案 平成30年度管理組合収支予算(案)
本議案に関して、議長の指名により管理会社から議案書に基づき予算(案)の説明があった。
議長が本議案についての意見・質問を求めたところ、出席組合員からは意見・質問は出されず、本議案について議長が挙手による賛否を問うたところ、賛成117名(出席者30名、議決権行使書による賛成53名、委任状34名)、 反対0名で過半数の賛成があり、本議案は承認された。
第6号議案 役員選任の件
当管理組合の平成30年度役員について、議長が出席組合員に立候補する方の有無を問うたところ、立候補の意思表示をする組合員は出なかったが、出席組合員から、
・役員は輪番制で決まるのではなかったか。
との質問が出され、副組合長から、
・第26回通常総会で承認された輪番制によって決まるが立候補は有効。
・役員の任期は同じ役職では4年までと決めてある。
との回答があった。
立候補者は出なかったため、留任6名、新任4名による役員8名、監事2名の役員案が役員会から示された。
役員候補
留任 4名 新任 4名
監事候補
留任 1名 新任 1名(役員から留任し、監事として新任)
役員会が示した役員案について、議長が挙手による賛否を問うたところ、賛成117名(出席者30名、議決権行使書による賛成53名、委任状34名)、 反対0名で過半数の賛成があり、本議案は承認された。
議長がその他事項について出席組合員に意見・質問を求めたところ、意見・質問は出されず、以上をもって本総会の全ての議案の審議を終了した。議長が解任され、司会が総会の終了を宣言し、ボンヌール長崎管理組合第29回通常総会は閉会した。
議長は、ボンヌール長崎管理組合第29回通常総会の議事経過並びに結果が正確であることを証するため、ボンヌール長崎管理規約第48条の規定により、本議事録を作成し議長及び議長の指名する2名の総会に出席した役員たる議事録署名人は、これに記名、押印する。
平成30年11月25日